小さな出会いを、ひとつずつ。
株式会社武蔵野防災

ABOUT 会社紹介

人がつながる・人が育つ――そんな場所にしていきたい。

武蔵野防災は小さな会社です。社名だけを見れば、昭和の時代からつづくレトロ感いっぱいの会社みたい…ですが、設立は2019年。なのでまだ、会社の歴史は始まったばかり。 武蔵野防災は、これから成長して、大きくなる…かもしれません。というのも、事業を拡大するために、あるいは会社を大きくするために、といったことを目的に人を集めることはしたくはないから。ひとつひとつの小さな出会いがあって、人が集まっていく。一人ではできなかったけれど、二人でならできることもある。二人ではできなかったけれど、三人でならできることもある。そんなふうにして集まった仲間で、力を合わせ、なにかを成し遂げていく──そういう自然な流れで大きくなっていけたらいい、と考えています。 二人でジジヌキをしても、あまり楽しくないけれど、三人になったとたん、グッと楽しくなりませんか? 三人が四人、四人が五人になっていくたび、すごい変化がきっと起こるにちがいない、と期待しています。 そして、集まったみんなが、それぞれ成長できる場にすることができたら、とも考えています。 たとえば、新しく仕事をおぼえようとしている人には、先輩が教える。ていねいに教え、成長をうながす。決して未熟なまま現場に出されることはなく、なにかあればすぐ相談できる。仕事のおもしろさも、成長の楽しさも知らないまま、つらい思いだけをする…などということはさせない。先輩自身も、教えること、いっしょに仕事をすることを通じて、教わることがたくさんあります。 それは、ごく普通の「あたり前」のことかもしれませんが、武蔵野防災という会社を、そんなふうにして「人が育つ」ことのできる場所にしていけたら、と思います。

BUSINESS 事業内容

来ないでほしいけれど、来るかもしれない日のために。

消防設備の設計・施工
武蔵野防災では、消防設備の仕事をしています。マンションやビル、病院、倉庫、介護施設などを新築・改修する際に必要となる、消防設備の設計・施工を行ない、書類作成や関係各所への届出、試験調整の代行なども行なっています。 消防設備というのは、火災が起こって初めて、役に立ちます。一度も役立つことがないまま、建物が寿命を迎えることもあります。でも、いざという時は、人々の生命を、財産を守るため、しっかり機能しなくてはならない──私たちは日ごろから、消防法を遵守し、可能なかぎり誠実に、自分たちの仕事を精一杯やっています。後悔なんて、したくないですから。 建物というのは、ひとつとして同じものがありません。つねに決まった正解があるわけでもありません。前回までの経験が活かせることもあれば、新しい知識や工夫が必要になることもあります。ごく大ざっぱに言って、7〜8年ほどで一人前になれますが、15年やってもまだまだ学ぶことがなくならないほど、奥深い仕事です。
水・泡・粉末・ガス、そして11階・ピット
消防設備──具体的に言うと、武蔵野防災で主に扱っているのは、スプリンクラー、消火栓、連結送水管です。さらに、泡消火設備、粉末消火設備、ガス消火設備なども取り扱います。駐車場や倉庫では、水ではなく泡・粉末・不燃性ガスなどで消火します。 地上11階建て以上の建物ではかならず、スプリンクラーの設置が義務付けられています。もちろん11階建てより低層でも設置義務のある建物はありますが、11階から上というのは、ハシゴ車が届かない高さ。消火活動や避難がむずかしいため、スプリンクラーによる初期消火・延焼防止が重要になります。 ところで、建物には「ピット」と呼ばれる階層があります。1階よりさらに下の基礎部分で、地下に設置されていることも。ここに1階部分の配管(排管)を通したりしますが、スプリンクラー用の水槽も、この「ピット」にあります。消防設備の設計・施工を担う武蔵野防災では、文字通り建物のいちばん下からいちばん上まで、関わりを持つことになります。それだけに、現場に行く機会も多ければ、建物に対しての思い入れも強くなります。 自動車で移動している時も「あ、あの建物やったよね」とすぐにわかります。関わりのある建物が増えていくのは、とてもうれしいことです。
武蔵野防災のとある1日
事務所から自動車で1時間半ほどまでが武蔵野防災の業務エリアです。基本的には社用車で移動しますが、駅近の案件などでは電車も使います。 毎日が同じ、ということはありませんが、武蔵野防災のとある1日をイメージしてみると…朝6時に自動車で出発。7時半ごろ現場に到着し、8時から朝礼に参加。職人さんに図面を渡したり、指示出しをしたり、ちょっとした冗談も交えながらコミュニケーションを取ります。 私たちの仕事は、いわゆる施工管理。「現場監督」と呼ばれることもあります。 この仕事は、人とのつながりがとても大切。実際に作業をする職人さんとのつながりはもちろん、電気や水道などの工事をしている別の職人さんたちや他の現場監督、所長さんなど、現場では、直接・間接的に、たくさんの人と関わりがあります。ひとつの建物を建てるプロセスの中で、その一員になることが、とても重要。ひとつの建物を、みんなで力を合わせて建てる、いい仕事をしたい──そんな想いを共有します。 やがてお昼になると、現場近くの、あらかじめ見つけておいたお店でランチ。うまいと評判のラーメン屋さんに行くこともよくあります。ちょっと違うかもしれませんが「ご当地ラーメン」のようなもの。ささやかな楽しみです。 午後は、事務所に戻ってパソコンで図面を引いたり、書類作成をしたり、スケジュール調整をしたりすることが多いですが、定時の18時30分には仕事を終えます。もっとも、繁忙期ともなれば残業だってするし、週5日連続で現場に足を運ぶこともありますが、それほどでもなければ週3日ということもあります。朝からではなく、午後から現場に行く日もあります。 ちなみに、1月と9月は建物の完成が多く、武蔵野防災も忙しくなります。なぜ忙しいかというと…建物の完成のたびに行なわれるビッグイベント「消防検査」があるからです。
建物完成前最後のビッグイベント「消防検査」
消防検査では、武蔵野防災が、一躍スポットライトを浴びます。なんと言っても、この消防検査に合格しないことには、建物が使えません! それだけに、何かあれば責任重大! 施主(せしゅ)さんにもご迷惑がかかります。おかげで毎回のように胃がキリキリ痛む…などということは、ありません。 何かあってはならないからこそ、日ごろからしっかり仕事をしています。管轄の消防署にも足しげく通って、消防官と相談したり、確認したり、必要とあれば書類を提出しなおしたり。部屋の間取りが変わるだけで、必要なスプリンクラーの設置数や設置箇所が変更になることもあるので、油断はできません。ひとつの建物につき、少なくとも5回は消防署に行きます。現場にだって通って、こまかい点までチェック済み。 というように、準備万端整えているので、消防検査は武蔵野防災の腕の見せどころ。自分たちの仕事ぶりをみなさんに知ってもらえる機会です。無事に検査に通るたび「やったぞ!」「どうだ!」と誇らしげな気持ちになりますし、実績をつみ重ねることで信頼関係を築き、それが次の仕事へとつながっていきます。

WORK 仕事紹介

ストレスなんて、どんどんなくしてしまいたい。

ただの業務環境ではなく、個人宅っぽくもない、快適な空間。
たとえば、ベンチャー企業のカフェのような、遊び心あふれるオフィスはとても魅力的。武蔵野防災も、そんなふうにできたら、と考えています。味気ない事務機器ばかりでは、ちっとも快適ではありませんから。逆に、あまり個人的すぎる趣味的な空間というのもちがう気がします。あくまでも仕事をする場所ですから――というようなことを考えながら、オフィス家具や機材を選んで、社内の空間をととのえています。なにか特定のデザインや方向性に固執することもないですし、スタッフみんながストレスを感じることなく、いい仕事ができる空間にしたい、と考えています。気にならない音量でBGMも流しているので、シンとしてしまうこともないですね。
リラックスしたり楽しんだりすることで、ストレスとさようなら。
デスクやパソコンがある空間とは別に、休憩室を用意しています。ここには、テレビもあれば、ゲーム機もあり、ヨギボもあります。テレビはNetflixを見られるようにしてあります。自分たちで創意工夫してつくりだすゲームや遊びもしますが、ゲーム機でビデオゲームをするのも大好き。また、ダイエットマシンもあります。子ども心を忘れずにいても、ちょっと余分なお肉が気になったりすることは、やはりあるものですから。
ずっと今と同じままではない、と思っています。
今後、新しい仲間が増えれば、それに合わせてレイアウトは変更しますし、手狭になれば移転も考えます。でも、この南浦和が好きなので、場所を大きく移すことはないだろうと思います。いわゆる「転居を伴う転勤」なんて、あまりしたくはないですから。内装や調度などはもちろん、場所についても、その時にいるメンバーの意見もしっかり考慮して決めていきます。
近くを見ていて、遠くも見ている。
武蔵野防災の社風のひとつは、一見すると相反するような二つのことを、バランスよく活かして共存させていけるところ。たとえば、消防設備事業に対する真摯さの一方で、自分たちで創意工夫した遊びに夢中になったりもします。またたとえば、目の前にあるひとつひとつのことを大切にしながら、遠い将来のことも同時に視野に入れていること…などなど。それはとても「現実的」なことかもしれません。遠くにある理想の武蔵野防災の姿と、現実の武蔵野防災の姿との間にある距離を冷静に見つめる――その姿勢そのものが「現実的」ということ。

INTERVIEW インタビュー

 T・S(工事部 主任) 入社1年目
代表とは、どのようにして出会ったのでしょうか?
職人さんからの紹介です。もともと私自身もこの業界で働いていたのですが、ある時、いい現場監督さんいるから、紹介するよ、と言われて。「あの人の仕事だからやりたいって思えるぐらい、いい監督さんだよ」と高評価でした。現場の職人さんから評価されるんだから、そこは信用できると思いました。最初のうちは飲みに行ってちょっと話をしたり、相談したり、という感じでしたが、次第に仕事のことも教わるようになり、お互い意気投合したこともあって、武蔵野防災に入社することに。当時は代表がひとりでやっていたので、私が社員第1号でした。
武蔵野防災に入社して、成長できた実感はありますか?
それはすごく感じています。とてもていねいに教えてくれるし、自分で考える余地をのこして教えてくれるので、仕事がちゃんと身につきますし、自分の成長を実感できます。仕事を教えてもらえないのはもちろんイヤですが、あまり教えられすぎても、言われたことをやっているだけ、ということになってしまいますから。
入社前から代表と交流があったわけですが、その頃の思い出はありますか?
そうですね、入社そのものはまだでしたけど、代表と二人で宮崎に「社員旅行」に行きました。8月で、夏の盛りでした。どうして宮崎かというと、私が過去に宮崎に住んでいたことがあったのも理由のひとつだったし、代表は仕事で何度か行ったことがあっただけでなく、南国が大好き。花の香りや緑が好きとのこと。日盛りの中、すごく気持ちのいい川を見つけて、水をかけ合ったり足を浸したりしたのを今でもよくおぼえています。水がほんとにきれいでした。動画も残っていて、おじさん二人が、とても楽しそうです(笑)
武蔵野防災という会社は、すごく誠実な仕事をする真摯な会社であるにも関わらず、堅苦しいところがまったくなくて、すごくリラックスした雰囲気ですよね? そのバランス感覚というのは…
代表と二人で、さまざまな遊びをやっていますが、言い出しっぺは、だいたい私です。仕事がたて込んだりすると、意図的に息抜きをします。「小学生みたいなところがあるよね」と代表には言われますが、私の思いつきを受け入れてくれる代表にはとても感謝しています。なにか考えついても、受け入れられなかったら、それっきりですから。「ひとりじゃ思いつけなかったよ、こんなの」とか「つまんないオトナになってたのかも、と反省してる」「素直に笑える心をとりもどしたい」なんて言いながら、おもしろがってくれています。そういうのって、いくつもある代表の魅力的なところのひとつです。
今後、新しい人が来れば、なにか変わりそうですか?
きっと変わりますね。三人目、四人目と新しい仲間といっしょになることで、新しい雰囲気が生まれます。二人だったらやらなかった(やれなかった)けど、三人なら、あるいは四人なら、やってみたいこと・やれることも出てくるはずです。新しい遊びもきっと思いつきますね。もともとそういう遊びとかゲームとかが好きなので。新しい人には、子どもみたいなのが二人もいる、なんて思われてしまうかもしれませんけど、そういうのも含めて武蔵野防災だと思っています。

BENEFITS 福利厚生

休日・休暇

年間休日120日 完全週休2日制(土日) 祝日 年次有給休暇10日(勤務開始半年後~) 夏季休暇 年末年始休暇

待遇

昇給あり・随時 賞与あり・随時 時間外手当(1分単位で支給) 交通費規定支給(月_万円まで) 自転車通勤可 雇用保険・健康保険・厚生年金 試用期間あり(3ヵ月)条件変動なし

働きやすい環境づくり

キッチン  ミネラルウォーター常備  ドリップコーヒー(自由に飲めます)  冷蔵庫・電子レンジあり  ソーダストリーム 休憩室  テレビ(Netflix視聴OK)  ゲーム機あり(プレイステーション、スイッチ)  ヨギボ  ダイエットマシン その他  Wi-Fi完備  BGMをかけての作業OK  空気清浄機稼働中  トイレはウォシュレット付き  服装自由  ピアス・ネイルOK

FAQ よくある質問

新しい会社なのに、レトロな社名にしたのはどうしてですか?
社名を見た人に、安心感・信頼感を抱いてほしいからです。あまりにも現代風な社名では、「ん?何の会社?」と思われかねませんし、公的な届出書類などもたくさん作成しなくてはなりません。また、代表個人の名前をつけるのも、会社の未来を考えたときに、ちょっとちがうな、と思ったからです。
どんな人が、武蔵野防災の社風に合いそうだと思いますか?
ひかない人――かもしれません(笑) もし直接お話しする機会があれば、私たちがしている遊びについても紹介したいですね。たとえば「バトルゴルフ」とか「チャレンジシーバー」とか。どれも小学生が思いつきそうな、他愛のない遊びですが、それを笑って受け入れてくれる人なら、きっと大丈夫だと思います。
ラーメンが好きなんですか?
好きです!現場へ行くときは、現場周辺のラーメン屋さんを調べます。現場へ行かない日も、事務所周辺のラーメン屋さんへ。あまりにもラーメンばかりだな、と思ったら反省して、鍋をつくって野菜をたっぷり食べます。あと洋菓子も好きです。人とのつながりが多いと、お菓子をいただくことも多く、事務所にはよくお菓子があります。
新しい人を採用するときは、どんなことを大切にしますか?
武蔵野防災で働く人には、幸せになってもらいたいと思っています。仕事のおもしろさや成長の楽しさはもちろん、待遇面でも幸せを感じられるようにしたいですね。その人がなにを、どんなふうに望んでいるのかについても、しっかりと耳を傾けたいと思います。
この仕事の未来について、なにか考えていることはありますか?
たとえば、A.I.を使ってなにかできないかな、と考えることがあります。まだ想像の範囲を超えませんが、仕事のムダをなくしたり、やってしまいがちなトラブルを回避したり、そのときに本当に必要なアドバイスをだれもが受けられるようにしたり。そんなことができたらいいな、と思うことがあります。